Inside the World
23:32 投稿先 Column, featured 投稿者 Sincrea Slade

The virtual world which nobody yet knows.
セカンドライフとは一体なんだろうか?これを的確に表現することは困難である。
仕組みのいくつかを語ることはできる。アカウントを作って操作方法を学んで、誰かとコミュニケートし、なんでも作れる。
日本ではこのようなサービスを「仮想空間」と呼んでいる事が多いように思う。これが仮想空間かと期待して世界を覗いてみたユーザーの半分は落胆してしまったり、興味が薄れてしまうのだろうか?仮想空間という言葉の意味、自分自身の中の仮想空間、そしてセカンドライフという大きなクラウドの現実にそれぞれギャップがあるからだろう。
しかし残念ながら「仮想空間」というものはこれだというカタチはないに等しい。
映画などのフィクションで描かれる仮想現実、仮想空間という経験値をもってそれぞれに「仮想空間」を思い描いているのが現状だ。「マトリックス」のような本物と見間違う世界か、グローブやヘッドマウントディスプレイを装着して擬似的な感覚を味わえるシミュレータだろうか?それとも今夜ベッドの中で見るあなたの夢だろうか?
セカンドライフはまだ未完成でありながら、現時点でのテクノロジを使った仮想空間のひとつであることは間違いない。
Must be free
与えられたコンテンツを消化したいなら、MMOをやればいい。定められたクエストをクリアし定められたプライズを手に入れる・・・と書くとつまらないように思えるかもしれないが、仲間たちと試練に向かっていくことはとても有意義だ。設置されたハードルを仲間たちと越えていく事ができるのがMMOだ。
セカンドライフ初心者は何をしていいのか解らないと言う、目的は何だと。上級者に聞けば、自分の姿を自由に(それなりにテクニックは必要だが)カスタマイズしたり、それに伴ってショッピングをしたり、気の合う仲間を見つけてコミュニケーションすることと答えると思う。
ここで言い切ってしまうがしかし、セカンドライフの本質は「体験」なのだ。先に例としてMMOを取り上げたのは、セカンドライフを構築するものの全てが自分を含めたユーザーが作った(あるいは、持ち込んだ)ものなのだ。
与えられたクエストが存在しない世界で起きることは全てがハプニングの連続だ。操作方法を間違えて大勢いる前で全裸になってしまうこともあるし、銃を乱射してくる無法者と遭遇したり。予期せぬ出来事が起きる。バーゲン会場かと思っていたら運営に対するデモだったなんてこともある。
普通に現実世界に生きていればつまらないこともある、無性にイライラすることもあるし、心の底から笑ってしまうこともある。用意されたコンテンツの範囲では味わえない「体験」がある。
自主的に行動するユーザーがいて、それが受け入れられれば人々が集まる。いいものを作れば喜んで他のユーザーはそれを購入する。住人はみんな刺激に飢えている、それは現実の世界でも一緒だ。
There is not the same.
引用元: セカンドライフ ユーザ微増の兆し:仮想空間より愛をこめて – CNET Japan.
この記事に寄せられたコメントを抜粋する。
セカンドライフは、仮想空間と呼べるようなレベルではなく、無数にあるニッチな3DSNSの中の一つですね。ターゲットは、クリエイターとお小遣い稼ぎが好きなユーザー(主にアフィ系)であって、一般ユーザーをターゲットにしたSNSとは考えにくいです。
>いろんな仮想空間が出てきたとしてもSLでは当たり前に出来て後発の仮想空間に出来ないことが多すぎるのです。
「できる」「できない」という観点はおかしいですよ?そのSNSに「必要か」「必要じゃないか」でしょう?いつからセカンドライフがSNSのスタンダードになったのです?他のSNSではセカンドライフでできないことを「当たり前」にやってるのですよ?>気持ちの変化に対しての懐の深さはSLにどこも及びません。
それはアナタを含めたセカンドライフ好きのごく一部の意見ではないでしょうか?そもそもセカンドライフはコミュニティSNSとして成り立っていますか?もしそのようなコミュニティがセカンドライフ内で成り立っているというのならその根拠を教えてください。私がMAP上空から人の多さを示す緑の点が固まったところに適当にテレボートするとほとんどが人がおらずはるか上空にトラフィック集めのためにアバターを押し込んでいるか不自然にベンチに無言で座っているアバターばかりです。話しかけても誰も答えません。むしろ話している姿を見かけるとびっくりするぐらいです。仮に常時ログイン数が60,000だったとしましょう。するとその場合は一体どれくらいの数のアバターがコミュニティを楽しんでいると思いますか?本当に多くのアバターがコミュニティを楽しんでいるようならどこにいっても話しかける姿を目撃するのが仮想空間というものではないでしょうか?
仮想空間と呼べるレベルではないのなら、何をもって仮想空間と言うのだろうか?そしてそれは今現在広く普及している、あるいは認知されているものがあるだろうか?
アフィリエイトとセカンドライフにおける収入は似ている、始めるまでが簡単なことだ。
頻繁にSNSとの比較をされているが、ソーシャルな側面もある。セカンドライフ内にはさまざまなコミュニティがあり、逆に現実と同じくコミュニティがなければ少々厳しい世界だ。しかしSNSではない。SNS以前のコミュニティポータルからポータルが抜け落ちたようなものだろうか?
このエントリでも触れているが、「仮想空間」というものはこれだという完成された認識がない。あるとすればひとりひとりの頭の中だ。
もし、外国に旅行にいったとしよう。自分が行ったことがない場所ならどこでもかまわない都心の駅前でもいい、あなたを見て「ようこそ」や「こんにちは」と天下の往来で言ってくれるだろうか?
単純なことだがコミュニティに参加している状態ではないのだ。自由参加のソーシャルネットワークに会員登録しただけでは誰も話しかけてこない。せいぜい自動的に管理人アカウントがあたかも話しかけてきたかのように「ようこそ!」というだけで、自分からアクションを起こさない限りはなにもコミュニティは生まれないのだ。現実世界なら、コンビニを探して入ってみれば店員が「いらっしゃいませ」と言うだろう。
私がMAP上空から人の多さを示す緑の点が固まったところに適当にテレボートするとほとんどが人がおらずはるか上空にトラフィック集めのためにアバターを 押し込んでいるか不自然にベンチに無言で座っているアバターばかりです。話しかけても誰も答えません。むしろ話している姿を見かけるとびっくりするぐらい です。
残念ながらこの出来事はまぎれもなくセカンドライフの醍醐味だ。しかし別にBOTのことを言ってるわけではない。「人がいっぱいいると思って行ってみたらキャンプだった」これは「体験」のひとつなのだ。セカンドライフの中であなたに起こったひとつの「事件」なのである。知らない土地に引っ越してきたあなたを誰も歓迎してくれない。もし可能なら初めから同居人を連れて行くか、前もってそこに住んでいる友人を頼ることをお勧めする。
そしてこの残念な体験は、あなたがセカンドライフで暮らしていくとすれば、笑い話として誰かと語り合う事ができるだろう。
3Dグラフィックスであなたのもうひとつの身体が作られた時から、もう「体験」は始まっている。
似て非なるものはたくさん世の中にあるが、他では味わえない「体験」がここにはあることを約束しよう。この世界はお粗末で未完成で虚構かもしれないが、あなたが経験したことは紛れもない現実だ。
GRIDINSIDE開始に寄せて Sincrea Slade
オープンおめでとう。
結局、「セカンド」と言っても、人は1st Life=RLでのこれまでの生き方、価値観からSLの世界を見ている。
何に価値を見出し、何に気づけるか?は本当にその人しだい。
SLにいると、役に立たない体験、経験、は無いな、と再認識する。
この辺、形而上学的な話になりそうなので割愛するが、あなたのような観点から文章を書く人がいるのは嬉しいものだ。
現状のSLを全て知っているわけではないので、正確な意見は言えませんが
SLを外側から見たら、クリエイター・アーティスト、つまり、表現者が集まる一種のコミュニティと
言えるのは、事実ですかね。
ただ、SL自体が、あまりに広大になりすぎたため、大規模なコミュニティ形成とまではならず
小さなコミューン程度に分散してしまっているのが、過疎していると思われる原因でしょうね。
ただ、実際にSL内ではクリエイティブな活動が、諸所で行われています。
それは、SLがどこぞの出会い系の皮を被ったSNSなんかよりも、よほど表現の場として
相応しい証拠だと感じられます。
BOTの事を不自然に無言で座っていると言うコメントもあながち分からなくも無いですが、
それでもセカンドライフは、仮想社会、仮想世界だと言いたい。
ネット内での仮想世界という事で一般受けしないのは、しょうがないとして
SNSにしろ、SLにしろ、相手してくれる友達が居なかったら
これほどつまらないものはないでしょう?…某巨大掲示板だって
勇気を出して書き込んでも、ずっとスルーされたら… ね…